車に付着する雨染みは主に酸性雨(雨)の水滴が乾いた跡として塗装面に固着します。他も油膜が原因で塗装面に雨染みを付着させるなど様々な雨染みが付着するため、日常のお手入れや予防策を理解しておくことが重要となります。
※雨染みが付着する原因は大きく分けて6つ
① 雨が降った後に洗車せず放置する
② 井戸水で洗車をしている
③ コーティング施工後にメンテナンスをしない
④ 炎天下で洗車をおこなう
⑤ 洗車時の水分をしっかりと拭き上げていない
塗装面に油膜が固着すると水垢と言われる筋汚れが発生します。水垢は大気中の汚染物質である排気ガスなどが原因で付着します。この程度の水垢であれば薬品で簡単に取り除くことができます。
塗装面に付着したイオンデポジットは塗装面に付着した雨水が乾く過程で付着します。ミネラルやカルキ、カルシウム、花粉、黄砂などの有害物質が塗装面に残留した状態となり、一度付着すると洗車では取り除けないほど強固に塗装面に固着します。イオンデポジットは塗装面に有害物質が残留しているだけなのでイオンデポジット除去剤などの薬品を使用すれば簡単に取り除くことができます。
塗装面を陥没させているウォータースポットはイオンデポジットが悪化(進行)する過程で付着します。ウォータースポットの特徴として塗装面を陥没させている状態のため薬品で取り除くことは出来ません。ウォータースポットを除去するとなると研磨剤で塗装面を磨いていかなければ取れないので注意が必要です。
①雨染みを予防するためにマメに洗車をすること
雨染みを予防する最も有効な方法はマメに洗車することです。
青空駐車 濃色車:週1回 淡色車:月2回
屋内駐車 濃色車:月2回 淡色車:月1回
②メンテナンスクリーナーで定期的にお手入れをする
コーティング被膜に固着した雨染みや水垢を放置している時間が長ければ長い程塗装に侵食しウォータースポットなどの
重度なシミ汚れになってしまうので定期的にメンテナンスクリーナーでお手入れをすることが理想です。
青空駐車 濃色車:月1回 淡色車:2ヶ月に1回
屋内駐車 濃色車:3か月に1回 淡色車:半年に1回
③車体カバーを使用する
水垢や雨染みから守るには車体カバーの使用をおすすめします。しかし、車体カバーは風などで擦れて細かいスクラッチ傷の原因になるため注意してご使用下さい。
④洗車時の水分をしっかりと拭き上げる
水道水に含まれるカルシウム成分やカルキが原因で塗装面に雨染み(シミ)を付着させます。洗車時は妥協せず、水分をしっかりと拭き上げましょう
⑤親水タイプのコーティングを施工する
最も有効な予防策は親水タイプのコーティングを施工することです。塗装面に水滴が残留しづらくなることでイオンデポジットやウォータースポットの付着を予防できるのです。
⑥洗車時は直射日光が当たらない場所でやる
水垢や雨染みは水分が蒸発した際、水道水に含まれるカルキやカルシウム成分が残留し塗装面に固着します。
洗車時の水分の乾燥がシミの原因となるため、直射日光での作業は控え、水分が乾かないように工夫することが重要です。
~雨染みを付着させないための予防策~
・雨に濡れたらマメに洗う
・洗車時に水分が乾かないように注意する
・シミが付着したら早めに溶剤を使用し対処する
・井戸水は使用しない
この4つを守ることでシミの付着を軽減し常に綺麗な状態をキープすることが可能となります。
コーティング被膜を常に綺麗な状態にキープすることでコーティングの寿命を延ばすことが可能となります。
大切な愛車をいつまでも輝かせるために参考にして頂ければ幸いです。
自分で雨染みや水垢を除去するのに自身がない方はプロショップにお任せ下さい。 梅景商店ではお車の状態に合わせて最適なコーティングメンテナンスをご提案致します。
コーティングメンテナンスは表面に付着した水垢や雨染みを除去する作業です。
コースによってはコーティング被膜を上塗りする作業も承っております。
コーティングプロ職人がお車1台1台に合ったコーティングプランをご案内させていただきます。
店舗名 | 梅景商店 |
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住所 | 滋賀県守山市古高町316番地 |
電話番号・携帯電話 | 077-582-2668 090-5971-9444 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | 不定休 |
最寄り | 守山駅より車11分 |